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今月の月例会で話された内容の確認作業が続けられてきたのであるが、現段階ではそれを覆す事実は現れてはいない。その内容は講義録を読んでもらえばいいわけであるが、簡単にその確認をしておくとすれば、仕組みが廃墟を乗り超えて宇宙を創造したその源レベルにまで到達したという内容であった。それは正統派が目指していた目標であって、それに到達したということではあるが、あまりにも急激であったことと、今まで何度もそのたぐいのたぶらかしに惑わかされてきたため、にわかには信じられない内容でもあった。そのため何度も確認作業を続けてきたのであった。
最初の仕組みの段階で、廃墟の大掃除が終了したとされて、太陽系がらみのメンバーを除いて全員が無限回帰してしまったことがあった。しかしそこで仕組みは終了しなかった。一年半ほどで無限回帰したメンバーが降りてきたのであった。そしてそこから新たな廃墟へ向かっての旅が始められたのであった。それに似たことが今までに何度も繰り返されてきているので、今回も簡単にそれを受け入れることが今でもできないでいる。
しかし仕組みは確実に進行し続けていて、その結果も確認され続けている。我々が望んだ形での成果が上げられているのである。そしてその形は廃墟伏魔殿体制から佐田体制のシステムへと移行し続けてもいる。それは源現場では五十八才レベルであって、過去の成果として評価されていた三十才から、一気にそこまで追い上げてしまう激しい展開となっていった経過であった。
しかしそれに対しての疑いが晴れることがない。数日、数週間、数か月、さらには何年かの時間をおいて考えておかなくてはならない過去の経緯があるからである。だからといって確保された仕組みの現実を無視することもできないので、ひたすら無源宇宙の現場の作業に取り組み続けているわけであるが、そこには旧体制の機械体制宇宙が新たな宇宙を創り続けていたのであった。それは我々が仕組みの現場で対応している物質人間の科学による機械体制で、正統派はほんの三パーセントしか生存できてはいない悲惨な世界であった。
その世界は無源の意志によって創造され続けているように思われてしまうのであるが、源の意志に確認するとそれはほんの三パーセントほどの欲望の意志が、機械化して作り続けているもので、源にはどうすることもできないものだとのことであった。そしてそれを打破するのは正統派の実力行使に頼るしかないとの反応であった。それは我々正統派が目指し続けてきたものであって、やっとその現場にまで到達したということでもあった。
しかし現場はそのまま生(なま)の現場であって、廃墟の現場とはものが違って強力なエネルギーに満ちている。それを打破するのは容易なことではないことがすぐに理解できたのであるが、だからといって引き下がることはできないので、そちらとの交渉に入っていくことになったのであった。そして喜ぶべきことは、廃墟化していくしかない人間科学の機械の世界に満足してる宇宙は少なく、やむなく従っているしかない現実であった。
この巻頭文は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。
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