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No.1 宇宙変革の嵐

平成10年1月15日
佐田靖治


宇宙は多重的に拡大していく。我々の太陽系が所属している宇宙のほかにも別の宇宙があることは、今世紀に入ってから宗教的領域で言われるようになった。三次元の物質世界からそれをとらえることは難しいが、異次元的に見ると宇宙は膨大な規模で広がっている。その全宇宙で今変革の嵐が吹き荒れている。それは全宇宙を刷新しようとする動きである。そしてその動きは、我々の太陽系、あるいは地球に深いかかわりをもっている。

キリスト教では古くからハルマゲドンのことが語られてきた。それは今世紀末に起こると言われてきたが、ここで言う宇宙変革はそのハルマゲドンのことではない。ハルマゲドンとはあくまでも地球規模のものであって、宇宙全体がからむものではない。宇宙刷新は全宇宙を巻き込む形で進行しており、地球人類もその動きと無縁ではいられない。

宇宙にはさまざまな次元があり、三次元の物質世界だけでこのことを理解することはできない。このことを理解するためには宗教的感覚が必要である。地球全世界でも古代には神々が存在していた。現代でも一部の地域には神々は存在しているが、全世界的には一神教あるいは仏教によってつぶされてしまっている。しかし全宇宙を扱う場合、神々を抜きにしては何も語れない。

キリスト教では、新世界を待ち望む信徒がハルマゲドンを待っているようである。黙示録にもそうした異次元の信徒のことが語られている。しかし、真の意味での新世界はハルマゲドンでは達成できない。そこにキリスト教の限界がある。新世界を待ち望むキリスト教の信徒は、実は宇宙刷新を待っていたようでもあり、宇宙変革にかかわりのある私の所にこっそりキリストが訪れて来て、キリスト教の枠では扱えないそうした信徒の件に関しての依頼があった。

そして、そうした新世界を待ち望むキリスト教の先祖方は、ほかの先祖方と共に、宇宙刷新のメンバーとして自己浄化、自己脱皮を果たされた。つまりは古代の神々の仲間入りをされたのであった。


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