HOME > 風の便り > No.9 ユダヤは一神教で追いかけた  
 

No.9 ユダヤは一神教で追いかけた

平成10年9月28日
佐田靖治


古代イスラエル民族はなぜつぶされ、なぜユダヤ(二支族)とエフライム(十支族)に分裂したのだろうか? この問題には非常に興味深い秘め事がある。古代イスラエル人が他民族同様古代の神々を信仰していたことは疑いようがない。エジプトに流れ込んで王家に迎えられた頃は、アトランティスの残照とでも言える古代の神々を祭る神殿の祭祀を務めてもいたし、奴隷化してからも元の民族の神々を守り続けていたのだから。

モーゼスがイスラエル民族を先祖の地に戻すためには、創造主信仰、つまり一神教を説き出す必要があったわけだが、ここにはアトランティス以降の仕組みにからむ問題が隠されている。アトランティス以降も地球人類は古代の神々の信仰を守り続けていた。しかし、イエス・キリストによって一神教、つまり創造主一神を立てる霊界宗教が説き出されてから、古代の神々は抹殺されていき、神々の仕組みは世界規模では見えなくなった。

しかし、そこには理由があった。アトランティス大陸が沈没した後世界の縮図と化した日本、そこに神の仕組みが移されていて、その役目をイスラエル人が担わなければならなくなったからであった。現地の日本人がその仕組みをこなせていれば、そういことも起こらなかったかもしれないが、つぶれた古代アトランティスの神々を掘り起こして、神界革命を巻き起こすためには、イスラエルの神選民族を使う必要があった。

そのため古代イスラエル人はエジプトへ連れ出され、一神教を立てさせられて民族を分割され、その主流の十支族が日本へ追いやられたのであった。残されたユダヤ二支族もその後一神教化して世界に散ったが、それは神々の仕組みをつぶすためだったとも思われる。古代の神々をつぶした一神教は世界中に広がって、神々の国日本を包囲しているからである。

もちろんそれは現在の状況から見てそう言えるのだが、千年ほど前に日本で取り組まれた神の仕組みの場合は、大和朝廷を立てるための同族争いでつぶれていて見えにくい。


back
next
 
 
Copyright © 1998-2006 Shikumi-no-kai,Inc. All right reserved.