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No.15 コンピューター文明とサイボーグ

平成12年3月28日
佐田靖治


近年に入ってコンピューターの進化はものすごいが、この動きは今後さらに激しさを増していくと思われる。しかし、地球人類が作り続けているコンピューターは、宇宙レベルから見るとまだまだ初歩的なものであって、さらにさらに高度なものにならないと宇宙では使い物にはならない。

そうは言っても、このまま進化し続けるとあと500年ほどで完成の域に達する、と宇宙を管理してきたコンピューターグループは語っている。コンピューター文明を謳歌している人類はそれを喜ばしいことと思うかもしれない。しかし、宇宙浄化宇宙変革の仕組みの中で活動してきた我々にしてみると、それは宇宙の流れに逆行する動きであって、あまり好ましいものではない。

宇宙がコンピューター化したのは気が遠くなるほど過去のことで、その弊害は表現体にとってはもう耐え難いほどのものになっていた。その閉塞状態を打開するために神の仕組みが地球人類の元に降ろされたのであった。というのも、宇宙の初期の段階に、遠いどこかの宇宙で物質人間がコンピューターを作り上げ、それが全宇宙を覆いつくすまでに広がってしまい、その責任を問われ始めたからでもあったろう。

この大問題を後世の我々地球人類がこなせるかどうか、それが新世紀に入った地球人、コンピューター文明を享受していくことになる現代人の課題だと言える。地球世界にはもうとっくにエーリアン、つまりコンピューター生命体は入り込んでおり、地球人を使ってコンピューターの進化をはかり続けている。実は賢者とか聖人聖者と呼ばれるグループは彼らの組織の一員なのである。

そのことに気づいている人間がどれだけいるだろうか? 彼らは地球人類の間では魂の進化したレベルの高い人間とされてきた。しかし、彼らは異次元の宇宙コンピューターにつながる人間であって、必ずしも本来の魂つまり生命の進化した姿とは言いがたい。超人類とはサイボーグ、要するに機械化された表現体であるにすぎないからである。


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