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No.6 最後の審判

平成10年6月30日
佐田靖治


1999年に日本は沈没するとノストラダムスは予言している。「諸世紀」の研究家たちがそう言い出してから、もうかなりの時がたった。一般レベルでもその時期に人類が滅亡すると恐れられて今日に至っているが、最近では予言が外れ続けているので、その説はさほどの影響力を持たなくなっているように思われる。

しかし、キリスト教の黙示録が暗示するハルマゲドンでの戦いと最後の審判、そしてイエス・キリストの再臨という信仰は、全世界に根強く残っている。その時期は、当初キリスト千年王国と呼ばれて、西暦1000年時と予言されていた。しかし、それが実現しなかったために千年ずれて、2000年時にその時は移ったと考えられている。

西暦1000年時に最後の審判が起こらなかったのは、そこでの神の仕組みが今のイスラエルではなく、日本にセットされていたからだろうと思われる。つまりイスラエルの消えた十支族はイスラエルには帰らず、東征して日本にまで到達して住みついてしまっていた。そしてアトランティスの沈没によって、世界の縮図となった日本にセットされた神の仕組みに彼らは取り組んではいたのだが、そのときには失敗してしまっていたからであった。

キリスト教が予言する最後の審判は、実はハイラーキーの賢者の仕組みであって、古代の神々の仕組みではない。モーゼスそしてイエス・キリストは、神々の仕組みを霊界の仕組みに降ろしてしまったのだが、最後の審判は実は神界の仕組みであって、消えた十支族はその神界の仕組みを演ずるために日本に渡って来たのであった。そして、天皇家を中心に宇宙浄化宇宙変革の壮大な仕組みに取り組まされたのだが、それを達成することはできなかった。

そして千年の時が過ぎた。2000年を前にして、神の仕組みは再び日本で演じられている。イエス・キリストが霊界に降ろした神の仕組みは、大本教を中心とする龍神界の仕組みを経て神界レベルに引き上げられ、今宇宙浄化宇宙変革の仕組みとして進行している。地球全世界での神々の復権復活が待たれる。


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