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No.26 ヨギ(ヨガ行者)が髪を長くする訳

平成13年2月28日
佐田靖治


ヨギと呼ばれるインド系のヨガ行者には、髪を長く伸ばしている者が目立つ。高名なヨギが「長髪にするにはする訳がある」と言っているのが書物に載っていた。いったいどんな理由があって、暑いインドで暑苦しい髪をなびかせているのだろうか、と不思議だった。重大な秘儀が隠されていると思わされたものだった。

ヨギにはならずに日本の神道から神界コースを通って異次元に参入し、次第にハイラーキーやブラザーフット系、さらには物領賢者界との接触もできるようになって、やっとヨギが髪を長くする訳がわかってきた。アデプトと呼ばれるハイラーキーの超能力者とか、仏賢者にしても、術界系(ブラザーフット系)の賢者方、さらには地中人、空中人、水中人と呼ばれる物質領域の賢者グループにしても、異次元で賢者と呼ばれる宇宙のメンバー方は全員ハゲている。賢者方はこのことを非常に恥ずかしがって、懸命に髪の毛をつけようと努力しておられるのである。

超能力を得て、賢者と呼ばれる治外法権的な特権を得るまでになるそうした聖者方が、なぜ頭髪を失うことになるのか、ここには宇宙の神秘があるのではあるまいか? このグループが身につける超能力とは実は機械力であって、自然の力ではない。自分の体を脱いで他者の体をまとうこともある彼らは、コンピューターロボット化していて、もはや自然体ではないのである。そのため髪が生えなくされていると思われるのだが、それは本来の宇宙生命の道を外れているということの暗示ではなかろうか。

人類は昔から超能力、超感覚にあこがれてきた。神秘的な能力には異次元各界によって違いがあるのだが、現代のようにコンピューター科学が発達してくると、超能力が神秘的な自然力か、機械操作によるものかの区別があいまいになってくる。ここらあたりが昔の人間と今の人間では見方が変ってくるところで、その分析をきちんとしておく必要がある。超科学を駆使する宇宙人や超能力者が異次元存在のすべてではないし、そこには本来の宇宙が人間発の科学によって歪められている現実があるのである。


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