HOME > 風の便り > No.29 大和エフライムはイスラエルには帰れない  
 

No.29 大和エフライムはイスラエルには帰れない

平成13年6月1日
佐田靖治


遠い中東からヘブライ12支族が2派に分かれて極東に流れ込んできた。それが消えた10支族と呼ばれるエフライムと、その後を追ったユダヤの一部であるということは、今までに何度も記してきた。それが神の仕組み、さらには宇宙の仕組みのためであるということも説明しておいた。そして、仕組みが成し遂げられたあと、日本に入ったヘブライの先祖方が民族神ともども、今の中東イスラエルに帰還しはじめているということも記しておいた。

ところが、1999年末に成し終えられた神の仕組みは宇宙の仕組みの前半であって、2000年から後半の仕組みが展開しはじめているのがわかってきた。このことを見極めるのに1年半ほどかかったが、今その後半の仕組みがらみで、日本の天皇家を構成したヘブライ民族のことを考え直してみると、仕組みをやりそこなった償いをするための後半の役割が残っているように思われる。そのために大和エフライムはイスラエルに帰れなくなってしまっている。異次元の先祖や神々は別として、人間レベルでは第四世代、第五世代の役目が終らなければ帰れない。

ヘブライ民族は全世界に散っていって、各地で他民族と融合しながらもその民族性を残し、20世紀から現代まで父祖の地に帰還し続けている。このことから考えれば、日本に流入したヘブライ民族も帰らなければならないのが神の仕組みだと思われるのだが、日本のヘブライ民族はその出自を隠し続けて先祖以外は帰ろうとしない。このことの理由は、ヘブライの大和エフライム・ユダヤが日本の原住民や先住民と融合してしまって民族性を失ってしまったからだと考えがちだが、どうやらそれだけではないらしい。

宇宙の仕組みは神の仕組みと違って規模も時間も桁外れに大きくて、なかなか人間感覚ではつかみにくい。しかし、世界の縮図日本を中心にした仕組みは、1999年末で完了した第三世代の前半の仕組みから、第四世代、第五世代へと続く後半の仕組みに移ってきていると思われる。その仕組みのために、日本に融け込んでいるヘブライ民族は、今のイスラエルには帰れないということがわかりはじめた。


back
next
 
 
Copyright © 1998-2006 Shikumi-no-kai,Inc. All right reserved.