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No.36 天皇制は仕組みの象徴

平成14年1月8日
佐田靖治


2001年12月1日に日本人の象徴である天皇家に、天皇孫の皇女がめでたく誕生した。このことの喜びは一日本人としてのみではなく、仕組みを担ってきた筆者にとっても意義深い喜びであった。ここには天皇家が犯した罪を償う新しい芽が現れているからである。

日本の天皇制は一日本国に立つ支配者ではなく、人類全体の仕組みの象徴としての意味がある。日本を中心にした島々が地球の縮図にしてあるように、この島国には全人類に託された神の仕組みが隠されているのである。

その仕組みは二度に分けてセットされている。一度目は1000年前後に大和朝廷が担った神の仕組みで、二度目は2000年前後にセットされている現在の仕組みである。この仕組みは両者とも天皇家がらみになってはいるが、両者にはハッキリとした違いがある。

一度目が天皇家を中心にした大和民族が担った仕組みであるのに対して、二度目のものは全日本人が担っており、その象徴が天皇家に現れ出る。一度目がイスラエル民族−−消えた十支族と後を追ったユダヤ支族の合体した大和朝廷が、先住民を押さえ、最後に支配体制を築き上げて仕組みをつぶしてしまったのに対して、二度目の現在進行中のものは、先住民を含めた全日本人によって取り組まれ(意識するしないは別として)、その成果が天皇家に象徴的に現れるという形になっている。

現在の日本列島には、大きく分けて6種類の人種が混合して住んでいる。ムー、アトランティスの先住民と、人類5回目の仕組みのために日本列島に入ってきたアフリカ人種(熊襲・前出雲族)、ツングース人種(荒吐族)、ウラル・アルタイ人種(アイヌ族)、そしてイスラエル人種(大和民族)の6種族である。

6回目の現在の仕組みは、これら日本人を構成している全人種が融合合体した形で取り組まれ、神の仕組みから宇宙の仕組みへと発展し続けている。その流れの中で誕生した皇女は、前回立てそこなったスセリ系アマテラス大神(イスラエル的にはベニヤミン)のツケが解消された象徴として現れたと見ることができる。


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